知る人ぞ知る本棚

新旧問わず、さまざまなジャンルの漫画を紹介しています。あらすじや読むポイント、情報をまとめてお届け。メジャーな作品よりもマニアックな作品を中心に紹介しています。

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※ネタバレが含まれている場合もございます。

トラウマ級の恐怖!『わたしの人形は良い人形』で体験する怖さ

この記事は、山岸凉子による『わたしの人形は良い人形』の紹介をしています。戦後の日本を背景に、人形にまつわる怨念と恐怖を描いたホラー漫画です。この作品は、複数の時代をまたぎ、呪われた市松人形を中心に展開する、悲劇と恐怖の連鎖を描いています。…

全巻を買う前に!『天を見つめて地の底で』各部のポイント解説

この記事は、高橋美由紀の『天を見つめて地の底で』を紹介しています。堕天使である本條聖と、一高校生である麻宮洋の禁断の愛の物語です。あらすじや主要な登場人物、物語の構成について説明しています。

『稗田のモノ語り 魔障ヶ岳 妖怪ハンター』: 諸星大二郎が描く神秘の古代の謎と「モノ」の物語

この記事は、諸星大二郎の『稗田のモノ語り 魔障ヶ岳 妖怪ハンター』を紹介しています。ある古代遺跡を舞台に、人々が巻き込まれる怪異の物語です。名前を付けることで変化する「モノ」との対峙を通じて、登場人物たちの運命が交錯していきます・・・。シリーズ…

ホラーとコメディが融合した高橋葉介の傑作『学校怪談』

この記事では、高橋葉介の『学校怪談』を紹介しています。ガチめなホラーではなく不思議系のホラー漫画です。1話につき10ページという短いページながらも秀逸なオチが見どころです。※ネタバレが含まれています。未読の人はご注意ください。

吉富昭仁の『ツレビト』:生と死の間で紡がれる物語

この記事は、吉富昭仁の『ツレビト』を紹介しています。「EAT-MAN」の作者が手がけた泣けるホラー漫画。全4巻。三年間の構想を経て完成したこの作品は、「死」をテーマにしています。主人公の少女が「死」をどのように受け入れるか、その過程が丁寧に描かれ…

『遠野物語』が手軽に読める!水木しげるによるコミカライズの魅力

この記事は、『水木しげるの遠野物語』を紹介しています。ホラー漫画好きの人にはおなじみの『遠野物語』。元々は岩手県遠野地方の逸話や伝承を柳田國男がまとめて発表した作品です。「ザシキワラシ」「オクナイサマ」「オシライサマ」「マヨイガ」と言えば…

実話系怪談を猫で表現!TONOの『猫で語る怪異』の見どころ

この記事はTONOの『猫で語る怪異』を紹介しています。怖い話が苦手な人でも楽しめるように、人間を猫に置き換えたホラー漫画です。とはいえ、その内容はしっかりと怖いです!

『GS美神 極楽大作戦!!』の魅力と人気の秘密:90年代から今も愛される理由

この記事では、椎名高志の『GS美神 極楽大作戦!!』を紹介しています。タイトルの通り、「GS」というのは「ゴーストスイーパー」の略語。悪霊を除霊する職業の名前です。悪霊を除霊と聞くと怖い話だと思う人が多いと思いますが、この作品は、どちらかと言え…

『有閑倶楽部』:特に怖かったホラー回3選を紹介!

この記事では、一条ゆかりの『有閑倶楽部』について紹介しています。全19巻の中でも特に秀逸なホラー回を取り上げています。少女漫画誌「りぼん」などに連載されていた漫画です。オムニバス形式なので、全巻を読まなくても楽しめます。※この記事にはネタバ…

山岸凉子の名作『鬼』:救いのある怖い話

この記事では、山岸凉子の『鬼』を紹介しています。この作品は、「許し」と「受け入れ」をテーマにし、親への憎しみと愛情を求める心の葛藤が描かれています。最後には「救い」と「解放」があり、人間の本質と救済の可能性を考えさせる名作です。※結末も含む…

『地獄先生ぬ〜べ〜』の魅力:ガチホラー回5選と恋愛回2選!

この記事では、真倉翔(原作)と岡野剛(作画)のホラー漫画『地獄先生ぬ~べ~』を紹介します。90年代のホラーブームで、子どもたちにトラウマを植え付けたことで知られるこの作品ですが、格好良いぬ~べ~先生に憧れた人も多いはずです。あの頃、「土井…

恐怖と愛の物語:楳図かずおの『イアラ短編シリーズ』 #楳図かずお

この記事は、恐怖漫画の巨匠である楳図かずおの初期短編作品集『イアラ短編シリーズ』と『イアラ』を紹介しています。ハッピーエンドの物語から恐怖で終わる恋愛物語まで多様な男女の愛の形を楳図かずおタッチで描かれた短編作品群です。

『人形草紙あやつり左近』打ち切りの背景と要因

この記事は、『人形草紙からくりぞうしあやつり左近』を紹介しています。原作・写楽麿、作画・小畑健による漫画です。小畑健は『ヒカルの碁』や『DEATH NOTE』といった有名な作品の作画担当でも知られています。この作品が連載されていた1995年ころは、…

絵の美しさに魅了される!山田章博の『おぼろ探偵帖』 #山田章博

この記事では、山田章博の『おぼろ探偵帖』を紹介しています。山田章博といえば、『十二国記』の美しい挿絵を思い出す人が多いでしょう。その山田章博が描いた漫画です。この作品は、妖怪や幽霊が登場するホラーであり、コメディあり、探偵ものでもあります。

「おいきなさい」:釈由美子主演『スカイハイ』の原作を読むべき理由

この記事は、高橋ツトムの『スカイハイ』を紹介しています。昔、釈由美子主演で実写化されました。主人公イズコの決め台詞「おいきなさい」で知っている人もいるでしょう。ホラー漫画ですが、「生」と「死」を描いたヒューマンドラマです。

死と隣り合わせ!『魍魎の揺りかご』恐怖の船内サバイバルが幕を開ける #三部けい

この記事は『僕だけがいない街』の三部けいの漫画『魍魎の揺りかご』を紹介しています。 ᗷ級サバイバルホラー映画みたいな内容です。(わりと)ツッコミどころがあり、「何も考えずに読めば勝ち!」なところがあるかもしれません。過激・グロテスクな表現が…

『百鬼夜行抄』:幻想的な恐怖が広がるジャパニーズホラー漫画の魅力 #百鬼夜行抄 #今市子

この記事は、今市子の『百鬼夜行抄』を紹介しています。 ジャパニーズホラー漫画です。幽霊はもちろん、妖怪や土着信仰、呪いと言ったものがあります。本格的ホラーです。ゾクッとする漫画体験をしたい人におすすめです!

寄生獣が伝える「人間とは何か?」深いテーマに迫る

『寄生獣』は、SFとホラー要素に、生命や共存の哲学的なテーマを織り交ぜた奥深い作品です。右手に寄生したパラサイト・ミギーと奇妙な共生を続ける高校生・泉新一が、人間らしさや倫理観に悩みながら成長していく様子が描かれています。