知る人ぞ知る本棚

新旧問わず、さまざまなジャンルの漫画を紹介しています。あらすじや読むポイント、情報をまとめてお届け。メジャーな作品よりもマニアックな作品を中心に紹介しています。

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「チリンの鈴」と元祖「アンパンマン」のあらすじ解説!やなせたかしの魅力

『十二の真珠』は、やなせたかしの多彩な短編作品を収録した童話集であり、大人から子どもまで楽しめる内容です。アンパンマンでおなじみのやなせたかしですが、この本では元祖『アンパンマン』や『チリンの鈴』といった独特の世界観を持つ作品も収録されて…

国際的評価の高い戦記漫画『総員玉砕せよ!』で戦争を知ろう!

この記事は、水木しげるの『総員玉砕せよ!』を紹介しています。この作品は、戦争体験を基にした水木しげるの集大成です。軍隊生活の不条理と過酷さがユーモアを交えてリアルに描かれている。戦争の恐ろしさと無意味さを描いた傑作戦記漫画で、国際的にも評…

満州引き揚げの実話を描く!ちばてつや短編集

この記事では、『ちばてつや短編集 エッセイマンガ編』を紹介します。ちばてつやは『あしたのジョー』の作者として知られる漫画界の巨匠です。この短編集には、彼が実際に経験した「満州の引き揚げ」のエピソードが描かれています。歴史的にも貴重な一冊で、…

中沢啓治の『はだしのゲン』は、何を伝えたかったのか

この記事は、中沢啓治の『はだしのゲン』を紹介しています。作者自身の被爆体験をもとに描いた作品。原爆の悲惨さと戦後の苦難の中で強く生きる主人公ゲンの姿を描いています。作品にはグロテスクなシーンもありますが、それでも目を背けずに一度は読んでい…

手塚治虫の戦争体験を描いた『紙の砦』から戦争を学ぶ! #手塚治虫

この記事は、手塚治虫の『紙の砦』を紹介しています。戦時中、戦後に体験したことを基に描いた戦争漫画など「自伝的」作品が7本収録されています。また、戦争漫画は、公式サイトにて無料で閲覧ができます。

恐怖と愛の物語:楳図かずおの『イアラ短編シリーズ』 #楳図かずお

この記事は、恐怖漫画の巨匠である楳図かずおの初期短編作品集『イアラ短編シリーズ』と『イアラ』を紹介しています。ハッピーエンドの物語から恐怖で終わる恋愛物語まで多様な男女の愛の形を楳図かずおタッチで描かれた短編作品群です。ネタバレが含まれて…

初めての原作におすすめ!『ルパン三世 単行本未収録作品集』の楽しみ方 #ルパン三世

この記事は、モンキー・パンチの『ルパン三世 単行本未収録作品集』を紹介しています。この本は、「ルパン三世誕生50周年(2017年)」を記念して、これまで単行本に収録されていなかった作品を集めたものです。原作を読んでみたいけれど、どれから読め…

『鳥人大系』作品紹介:ポロロ伝や赤嘴党など19の物語 #手塚治虫

この記事は、手塚治虫の『鳥人大系』を紹介しています。この物語は、進化した鳥が人類を支配する過程を描いた短編連作です。『猿の惑星』の鳥版とも言えるこの作品は、大人向けで暗く重たいSFです。この記事は結末を含むネタバレが含まれています。未読の方…

手塚治虫の短編集『メタモルフォーゼ』から厳選3作を紹介! #手塚治虫

この記事は、手塚治虫の短編集『メタモルフォーゼ』を紹介しています。Kindle版の通常価格が300円未満とリーズナブルなお値段になっています。手塚治虫の短編の中でも人気のある『おけさのひょう六』が掲載されています。少年向けですが後味の悪いお話がある…

驚愕の結末!『ミノタウロスの皿』と『カンビュセスの籤』のヒロインについて考える

この記事は、藤子・F・不二雄の短編作品『ミノタウロスの皿』と『カンビュセスの籤くじ』を紹介しています。 幼い頃にアニメを観てトラウマになった経験がある人は、結構いるのでは?藤子・F・不二雄作品の大人向けでブラックなSF短編群の代表作です。 こ…

宇宙を舞台にしたスペース・オペラの傑作:萩尾望都の『11人いる!』 #萩尾望都

この記事は、萩尾望都の『11人いる!』を紹介しています。今現在もコンスタントに作品を発表する漫画界のレジェンド・萩尾望都によるSF名作漫画です。1975年に発表された漫画で古臭いかもしれませんが、今も十分面白い作品です。いろんな作品に影響…

『アタゴオル』シリーズ:猫と人間が織りなす幻想の物語 #アタゴオル #ますむらひろし

この記事は、青年漫画『アタゴオル』シリーズを紹介しています。 猫と人間が共存するメルヘンな世界のふしぎな物語です。青年漫画ですが、大人より子どもの方が楽しめる漫画かもしれません。空想世界や、猫が好きな方に特におすすめしたい漫画です。