知る人ぞ知る本棚

新旧問わず、さまざまなジャンルの漫画を紹介しています。あらすじや読むポイント、情報をまとめてお届け。メジャーな作品よりもマニアックな作品を中心に紹介しています。

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※ネタバレが含まれている場合もございます。
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水木しげるのルーツを知る『水木しげるの異界探訪記』

『水木しげるの異界探訪記』は、水木しげるが故郷・境港を起点に、神話や歴史を辿る異界の旅を描いたエッセイ漫画です。目玉の親父や古代霊と共に、戦国時代や古代出雲の謎に迫ります。本記事では、本書の魅力と登場人物について詳しく紹介します。

歴史好き必見!『坂本龍馬』で楽しむ黒鉄ヒロシ流幕末解釈

黒鉄ヒロシの歴史漫画『坂本龍馬』は、坂本龍馬の人生と幕末の動乱をユーモラスかつ緻密に描いた550ページの大作です。龍馬ファンにとって必読の一冊であり、史実とフィクションを絶妙に織り交ぜながら、幕末の雰囲気を感じさせてくれます。本記事では、作品…

水木しげる米寿記念書籍『屁のような人生』の内容と購入のポイント

水木しげるの生誕88年を記念した書籍『屁のような人生』は、彼のユニークな人生を追体験できる一冊です。従軍経験から漫画家としての軌跡、妖怪にまつわる物語まで、時系列で紹介され、家族や関係者の証言も収録。水木しげるの創作活動とその魅力を深く知る…

水木しげるのエッセイ『カランコロン漂泊記』で読み解く妖怪と人間の関係

『カランコロン漂泊記』は、水木しげるが自らの半生を活字と漫画で綴ったエッセイです。戦争体験や妖怪との出会いを通じた独自の視点で、人間の本質や生きる意味を考えさせられる一冊。本記事でその魅力を徹底解説します。

『火の鳥:黎明編』徹底ガイド:ナギとヒナクの二人の選択肢

今日、文化の日である11月3日は手塚治虫の誕生日であり、「まんがの日」です。この特別な日を祝う意味も込めて、彼の代表作である『火の鳥』を紹介します。『火の鳥』は、手塚治虫のライフワークともいえる壮大な作品であり、「生と死」「輪廻転生」というテ…

『西遊妖猿伝 大唐篇』の見どころ解説と注目ポイント!

諸星大二郎の『西遊妖猿伝 大唐篇』は、中国の古典『西遊記』をベースにしつつ、歴史的な事実や伝奇要素を絡めた大胆な再構成が魅力の冒険活劇です。唐代の中国を舞台に、壮大な物語が展開されています。中国の歴史や文化に興味がある方や、ドキドキワクワク…

歴史豆知識も満載!碧也ぴんく版『八犬伝』の見どころ

この記事は、碧也ぴんくの『八犬伝』を紹介しています。原作はもちろん曲亭馬琴(滝沢馬琴)の「南総里見八犬伝」です。それを基にした読みやすくわかりやすいコミカライズ作品です。「FGO」や「刀剣乱舞」のミュージカルなどでも題材にされており、八犬伝に…

『稗田のモノ語り 魔障ヶ岳 妖怪ハンター』: 諸星大二郎が描く神秘の古代の謎と「モノ」の物語

この記事は、諸星大二郎の『稗田のモノ語り 魔障ヶ岳 妖怪ハンター』を紹介しています。ある古代遺跡を舞台に、人々が巻き込まれる怪異の物語です。名前を付けることで変化する「モノ」との対峙を通じて、登場人物たちの運命が交錯していきます・・・。シリーズ…

森鴎外『高瀬舟』の魅力を徹底解説:江戸時代の司法と人情を描く短編小説

この記事は、森鴎外の『高瀬舟』を紹介します。『高瀬舟』は、森鴎外が描いた歴史小説の一つで、江戸時代の司法や人情を深く掘り下げた作品です。短編ながらも重厚なテーマを扱っており、読み進めるうちに登場人物たちの心の葛藤が浮き彫りにされていきます…

虎になった男の悲劇: 『山月記』の現代語訳版で学ぶ心の葛藤

この記事は、中島敦の『山月記(スラよみ!現代語訳名作シリーズ)』を紹介します。『山月記』の現代語訳版です。『山月記』は、中島敦が手がけた代表作の一つで、中国の伝説を基に人間の内面と葛藤を描いた文学作品です。詩人としての自負と、凡庸さに対す…

『遠野物語』が手軽に読める!水木しげるによるコミカライズの魅力

この記事は、『水木しげるの遠野物語』を紹介しています。ホラー漫画好きの人にはおなじみの『遠野物語』。元々は岩手県遠野地方の逸話や伝承を柳田國男がまとめて発表した作品です。「ザシキワラシ」「オクナイサマ」「オシライサマ」「マヨイガ」と言えば…

【特集】戦後79年:広島原爆の日を前に、戦争体験の漫画や書籍から平和を考える

はじめに 明日8月6日は、広島に原爆が落とされた日です。今年はその日から数えて79年目、そして来年は戦後80年の節目を迎えます。歴史の授業で「戦争」について学んだと思いますが、実際にどれほどの人がその詳細を知っているでしょうか?

国際的評価の高い戦記漫画『総員玉砕せよ!』で戦争を知ろう!

この記事は、水木しげるの『総員玉砕せよ!』を紹介しています。この作品は、戦争体験を基にした水木しげるの集大成です。軍隊生活の不条理と過酷さがユーモアを交えてリアルに描かれている。戦争の恐ろしさと無意味さを描いた傑作戦記漫画で、国際的にも評…

中沢啓治の『はだしのゲン』は、何を伝えたかったのか

この記事は、中沢啓治の『はだしのゲン』を紹介しています。作者自身の被爆体験をもとに描いた作品。原爆の悲惨さと戦後の苦難の中で強く生きる主人公ゲンの姿を描いています。作品にはグロテスクなシーンもありますが、それでも目を背けずに一度は読んでい…

『なみだのファインダー』松重美人さんの1945年8月6日の記録

この記事は、元中国新聞記者の松重美人よしとさん著の『なみだのファインダー広島原爆被災カメラマン松重美人よしとの1945.8.6の記録』を紹介しています。広島に原爆が投下されたその日に撮影された写真をご存じでしょうか?それを撮影したのが松重さんです…

『ぼくは満員電車で原爆を浴びた』平和への思いを込めて #戦争 #平和

この記事は、語り部の米澤鐡志よねざわてつしさんのお話をまとめた『ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ』を紹介しています。米澤さんが実際に体験した被爆体験が詳細に書かれています。子ども向けですが、今だからこそ大人にも…

手塚治虫の戦争体験を描いた『紙の砦』から戦争を学ぶ!

この記事は、手塚治虫の『紙の砦』を紹介しています。戦時中、戦後に体験したことを基に描いた戦争漫画など「自伝的」作品が7本収録されています。また、戦争漫画は、公式サイトにて無料で閲覧ができます。

恐怖と愛の物語:楳図かずおの『イアラ短編シリーズ』 #楳図かずお

この記事は、恐怖漫画の巨匠である楳図かずおの初期短編作品集『イアラ短編シリーズ』と『イアラ』を紹介しています。ハッピーエンドの物語から恐怖で終わる恋愛物語まで多様な男女の愛の形を楳図かずおタッチで描かれた短編作品群です。

幕末志士が現代で学習塾の先生に?『サムライせんせい』の面白さ

黒江S介の『サムライせんせい』は、幕末の志士たちが平成にタイムスリップする異色の歴史コメディ。武市半平太や坂本竜馬が現代で繰り広げる奮闘や、彼らの絆がコミカルに描かれています。2015年にはドラマ化、2018年には映画化され、多くの注目を集めた本作…

武田鉄矢×小山ゆう『お~い!竜馬』は、竜馬好きによる創作漫画?!

『お~い!竜馬』は、坂本竜馬の成長を描くフィクション作品です。泣き虫だった少年が、歴史を動かす志士へと変わる姿に注目。アニメ版を懐かしむ方や、激しいアクションのある戦闘シーンを好む方にもおすすめ。史実を基にしつつも、創作ならではのエピソー…

『無面目・太公望伝』諸星大二郎が描く混沌と巫蠱の禍

諸星大二郎の『無面目』は、中国神話と前漢時代を背景にした壮大で哲学的な物語です。顔のない神「混沌」が人間界に降り立ち、欲望に取り憑かれて人間的な変化を遂げていく様子を描いています。巫蠱の禍を通じて人間社会の腐敗や謀略に巻き込まれる姿が壮絶…