この記事は、碧也ぴんくの『八犬伝』を紹介しています。原作はもちろん曲亭馬琴(滝沢馬琴)の「南総里見八犬伝」です。それを基にした読みやすくわかりやすいコミカライズ作品です。「FGO」や「刀剣乱舞」のミュージカルなどでも題材にされており、八犬伝に…
この記事は、諸星大二郎の『稗田のモノ語り 魔障ヶ岳 妖怪ハンター』を紹介しています。ある古代遺跡を舞台に、人々が巻き込まれる怪異の物語です。名前を付けることで変化する「モノ」との対峙を通じて、登場人物たちの運命が交錯していきます・・・。シリーズ…
この記事は、森鴎外の『高瀬舟』を紹介します。『高瀬舟』は、森鴎外が描いた歴史小説の一つで、江戸時代の司法や人情を深く掘り下げた作品です。短編ながらも重厚なテーマを扱っており、読み進めるうちに登場人物たちの心の葛藤が浮き彫りにされていきます…
この記事は、中島敦の『山月記(スラよみ!現代語訳名作シリーズ)』を紹介します。『山月記』の現代語訳版です。『山月記』は、中島敦が手がけた代表作の一つで、中国の伝説を基に人間の内面と葛藤を描いた文学作品です。詩人としての自負と、凡庸さに対す…
この記事は、『水木しげるの遠野物語』を紹介しています。ホラー漫画好きの人にはおなじみの『遠野物語』。元々は岩手県遠野地方の逸話や伝承を柳田國男がまとめて発表した作品です。「ザシキワラシ」「オクナイサマ」「オシライサマ」「マヨイガ」と言えば…
はじめに 明日8月6日は、広島に原爆が落とされた日です。今年はその日から数えて79年目、そして来年は戦後80年の節目を迎えます。歴史の授業で「戦争」について学んだと思いますが、実際にどれほどの人がその詳細を知っているでしょうか?
この記事は、水木しげるの『総員玉砕せよ!』を紹介しています。この作品は、戦争体験を基にした水木しげるの集大成です。軍隊生活の不条理と過酷さがユーモアを交えてリアルに描かれている。戦争の恐ろしさと無意味さを描いた傑作戦記漫画で、国際的にも評…
この記事は、中沢啓治の『はだしのゲン』を紹介しています。作者自身の被爆体験をもとに描いた作品。原爆の悲惨さと戦後の苦難の中で強く生きる主人公ゲンの姿を描いています。作品にはグロテスクなシーンもありますが、それでも目を背けずに一度は読んでい…
この記事は、元中国新聞記者の松重美人よしとさん著の『なみだのファインダー広島原爆被災カメラマン松重美人よしとの1945.8.6の記録』を紹介しています。広島に原爆が投下されたその日に撮影された写真をご存じでしょうか?それを撮影したのが松重さんです…
この記事は、語り部の米澤鐡志よねざわてつしさんのお話をまとめた『ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ』を紹介しています。米澤さんが実際に体験した被爆体験が詳細に書かれています。子ども向けですが、今だからこそ大人にも…
この記事は、手塚治虫の『紙の砦』を紹介しています。戦時中、戦後に体験したことを基に描いた戦争漫画など「自伝的」作品が7本収録されています。また、戦争漫画は、公式サイトにて無料で閲覧ができます。
この記事は、恐怖漫画の巨匠である楳図かずおの初期短編作品集『イアラ短編シリーズ』と『イアラ』を紹介しています。ハッピーエンドの物語から恐怖で終わる恋愛物語まで多様な男女の愛の形を楳図かずおタッチで描かれた短編作品群です。ネタバレが含まれて…
この記事は、黒鉄ヒロシによる歴史漫画『坂本龍馬』を紹介しています。入門書という訳では、無いです。龍馬にそれなりに興味があり、多少の知識がないと挫折する可能性があります。古い漫画なので、今では誤った情報もあります。しかし、坂本龍馬という人物…
この記事は、映画やドラマにもなった『サムライせんせい』を紹介しています。幕末に活躍した土佐勤王党・党首の武市半平太が主役のタイムスリップ・コメディ漫画です。当初、本格的な歴史ネタを避けたライトな内容でしたが後半は、割と本格的な歴史ネタがあ…
この記事は、原作・武田鉄矢、作画・小山ゆうの『お~い!竜馬』を紹介しています。子どもも安心して読める漫画だと誤解されがちですが、残酷なシーンやアダルトな描写が多くあります。また、学習マンガという訳でもありません。坂本竜馬をモデルに創作され…
今回は、諸星大二郎の傑作中の傑作であり、入門書としてピッタリな『無面目・太公望伝』をチョイスしました。絵柄が苦手、古臭いという理由で読んだ事がない人におすすめしたい1冊です。