水木しげるの生誕88年を記念した書籍『屁のような人生』は、彼のユニークな人生を追体験できる一冊です。従軍経験から漫画家としての軌跡、妖怪にまつわる物語まで、時系列で紹介され、家族や関係者の証言も収録。水木しげるの創作活動とその魅力を深く知る…
「私はゲゲゲ 神秘家 水木しげる伝」は、妖怪漫画の巨匠・水木しげるの生涯を描いた自伝的作品。幼少期から戦争体験、妖怪との関わり、晩年のスピリチュアルな出来事までを網羅し、彼の独特な人生観に触れることができます。水木作品に初めて触れる方にも、…
俳句に挑戦してみたいけど、俳句のことなんて右も左もわからないという人におすすめの一冊が『俳句―人生でいちばんいい句が詠める本』です。この記事を書いている私も俳句経験者で夏井いつき先生の門下生の一人です(最近は、活動していません)。2015年、伯…
この記事は、志水アキの『幻想水滸伝III~運命の継承者~』を紹介しています。ゲームのコミカライズです。多くのコミカライズはゲームプレイが前提となっていますが、この漫画は独立して楽しめます。ゲームをプレイしていなくても、問題なく楽しむことができ…
この記事は、諸星大二郎の『稗田のモノ語り 魔障ヶ岳 妖怪ハンター』を紹介しています。ある古代遺跡を舞台に、人々が巻き込まれる怪異の物語です。名前を付けることで変化する「モノ」との対峙を通じて、登場人物たちの運命が交錯していきます・・・。シリーズ…
この記事は、吉富昭仁の『ツレビト』を紹介しています。「EAT-MAN」の作者が手がけた泣けるホラー漫画。全4巻。三年間の構想を経て完成したこの作品は、「死」をテーマにしています。主人公の少女が「死」をどのように受け入れるか、その過程が丁寧に描かれ…
この記事は、『水木しげるの遠野物語』を紹介しています。ホラー漫画好きの人にはおなじみの『遠野物語』。元々は岩手県遠野地方の逸話や伝承を柳田國男がまとめて発表した作品です。「ザシキワラシ」「オクナイサマ」「オシライサマ」「マヨイガ」と言えば…
この記事では、一条ゆかりの『有閑倶楽部』について紹介しています。全19巻の中でも特に秀逸なホラー回を取り上げています。少女漫画誌「りぼん」などに連載されていた漫画です。オムニバス形式なので、全巻を読まなくても楽しめます。※この記事にはネタバ…
この記事では、『ちばてつや短編集 エッセイマンガ編』を紹介します。ちばてつやは『あしたのジョー』の作者として知られる漫画界の巨匠です。この短編集には、彼が実際に経験した「満州の引き揚げ」のエピソードが描かれています。歴史的にも貴重な一冊で、…
この記事は、山下和美の『天才柳沢教授の生活』を紹介しています。天才的な頭脳と独特の生活習慣を持つ大学教授の日常をユーモラスに描いた漫画です。最初は1話完結のスタイルですが、途中から中編のストーリーも加わります。全34巻とボリュームがあります…
『ダイヤのA』は、寺嶋裕二による野球漫画で、青春の熱さと仲間との絆が描かれた感動作です。本作は2006年から2022年まで連載され、2000万部以上の売上を誇る人気シリーズ。主人公・沢村がエースを目指す物語は、読者の心を掴むこと間違いなし。登場キャラの…
『pet』は、記憶を操る能力者たちの複雑な心理描写が光るSF作品です。他人の記憶を操作できる超能力を持つヒロキ、司、悟の3人は「会社」に利用されながらも、それぞれの想いと葛藤を抱えて生きています。物語は、人の心の闇や依存関係が交錯し、愛憎が入り…
本作は、猫の可愛さと伊藤潤二らしい怪しさが共存するのが魅力。恐怖と笑いは紙一重という言葉がぴったりで、表情や動きがホラーでありながら、「猫飼いあるある」として笑いがいっぱい。疑似ホラーエピソードも、猫たちのコミカルな行動が融合することで、…
『百鬼夜行抄』の主人公の飯島律は、祖父から引き継いだ強力な守護神・青嵐や、尾白と尾黒に守られながら、妖魔との危うい日常を送ります。『夏目友人帳』と比較されることも多いですが、『百鬼夜行抄』はよりダークで恐怖感を強調。わかりにくいと感じる方…
ますむらひろしの『アタゴオル』シリーズは、猫と人間が共存する幻想的な世界を舞台にした冒険物語です。猫のヒデヨシは大食いで大酒飲み、自由奔放な性格が物語の中心です。彼の冒険には、個性的な仲間たちが登場し、時には古代遺跡の探検や宝探しが繰り広…
『静かなるドン』は、新田たつおによる劇画で、昼は下着メーカーのデザイナー、夜はヤクザの三代目総長として二重生活を送る近藤静也の葛藤を描いた作品です。暴力団の抗争とサラリーマンの顔を持つ静也の奮闘が魅力で、女性読者にも支持されています。ヤク…