知る人ぞ知る本棚

新旧問わず、さまざまなジャンルの漫画を紹介しています。あらすじや読むポイント、情報をまとめてお届け。メジャーな作品よりもマニアックな作品を中心に紹介しています。

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『めぞん一刻』の心に響く成長と恋愛模様を解説!響子の「めんどくさい」魅力とは

めぞん一刻 高橋留美子

『めぞん一刻』は、高橋留美子による1980年代の名作ラブコメディ漫画です。古びたアパート「一刻館」を舞台に、未亡人の管理人・音無響子、彼女に恋をする五代裕作、そして個性的な住人たちが織りなすドラマチックでコミカルな物語が展開されます。本記事では、『めぞん一刻』のあらすじや登場人物を紹介しつつ、管理人さんこと音無響子の「イライラ」する性格の魅力に迫ります。未読の方やアニメ版しか観たことがない方に向けて、この作品の深い魅力をお届けします。

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【ネタバレ注意】食べられるヒロイン:藤子・F・不二雄の『ミノタウロスの皿』と『カンビュセスの籤』

「ミノタウロスの皿」と「カンビュセスの籤」トラウマ必至のSF短編を解説

幼い頃、藤子・F・不二雄の短編アニメを観てその衝撃的な結末に心を乱されたことはありませんか?彼の大人向けSF短編は、ブラックユーモアと哲学的なテーマが織り交ぜられた傑作揃いです。本記事では、その中でも名作と名高い『ミノタウロスの皿』と『カンビュセスの籤』を紹介し、それぞれが問いかける「命」と「生きる意味」について考察します。

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プレゼントにおすすめ!『ぐりとぐら』で学べる発想力と想像力

なかがわりえことおおむらゆりこ ぐりとぐら

『ぐりとぐら』は、長年にわたって愛され続けている絵本で、二匹の野ねずみ、「ぐり」と「ぐら」が登場する心温まる冒険物語です。なかがわりえこ(中川李枝子)とおおむらゆりこ(大村百合子)によって創作されたこの作品は、子どもたちに想像力や発想力を育むとともに、読者に親しみやすい言葉のリズムや会話を楽しませてくれます。今回はその魅力と特徴を深堀りし、どんな人におすすめかを紹介します。簡単なあらすじも紹介しています。

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クリスマスに読みたい!『さむがりやのサンタ』福音館書店の名作

さむがりやのサンタ 福音館書店

「さむがりやのサンタ」は、レイモンド・ブリッグズが描く、人間味あふれるサンタクロースが主人公の絵本です。寒さに文句を言いながらもクリスマスのプレゼント配りに励む姿は、大人も子どもも笑顔にしてくれます。本記事では、作品の簡単なあらすじや登場人物、魅力などを詳しく紹介します。

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晩年の水木しげるが語る人生哲学『わたしの日々』

水木しげる わたしの日々

水木しげるの遺作『わたしの日々』は、彼が生涯を通じて経験したさまざまな出来事を鮮やかな色彩で描いたオールカラーの連作コミックです。戦時中の苛酷な体験から、調布で過ごした穏やかな日々まで、90歳を超えた水木が自身の人生を振り返り、格言や人生哲学も散りばめています。本記事では、この作品の概要、主な見どころ、そして水木しげるの格言「屁のような人生」が持つ意味について詳しく解説していきます。

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