この記事は、映画やドラマにもなった『サムライせんせい』を紹介しています。
幕末に活躍した土佐勤王党・党首の武市半平太が主役のタイムスリップ・コメディ漫画です。
当初、本格的な歴史ネタを避けたライトな内容でしたが後半は、割と本格的な歴史ネタがあり、シリアスな内容になっていきます。現代でいろんな職業につく幕末の英雄たちが、見どころです。全8巻。
作品紹介
あらすじ
土佐藩の要人暗殺の首謀者として、獄中に居た武市半平太が現代へとタイムスリップ。他にも坂本竜馬や岡田以蔵、陸奥陽之助(陸奥宗光)など幕末に活躍した歴史上の人物が、それぞれ違うタイミングで同じ時代に飛ばされる。
現代の進んだ文明にとまどいながらも、自分が信じて進んだ道が本当に正しかったのか葛藤する。
おもな登場人物
武市半平太
とつぜん、幕末から150年後(平成)にタイムスリップしてしまう。性格は、とてもまじめで融通の利かない性格。世話になっている家で塾の先生になる。
元の時代に戻れば、処刑されてしまうのだが自分の「正義」を貫くため、元の時代に戻りたいと思っている。
楢崎梅太郎(坂本竜馬)
偽名を使って、現代では東京でフリーライターとして活動している。
武市が死んでからタイムスリップをしたが、現代には武市より早く来ていた。武市とは、お互いにあだ名で呼ぶ仲(※史実)。武市からは「アシ(土佐弁でほくろ)」と呼ばれていたように、竜馬の顔には目立つほくろ(そばかすも)がある。
土井哲三(岡田以蔵)
武市とほぼ同じタイミングで現代にタイムスリップをした。だが、現代に来たと同時に交通事故に遭い、記憶を失ってしまう。ある事がキッカケで、アクション俳優養成所にスカウトされる。
伊達小次郎(陸奥陽之助)
竜馬の死後、現代にタイムスリップ。現代では、ホストとして生活をしている。竜馬には、色々と思うことがあるようだ。
メディア化
マンガとはだいぶ違いますが、映画、ドラマにもなっています。
映画
ドラマ
まとめ
後半になるとシリアス展開になってしまうので、純粋にコメディ系が読みたい人は要注意です。ラストについては、疑問に思う読者も一定数居るようです。
ちなみに、歴史は変わっていない設定です。※この作品は、あくまでコメディ漫画。
作品情報
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