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幕末志士が現代で学習塾の先生に?『サムライせんせい』の面白さ

黒江S介 サムライ先生

『さむらいせんせい』は、幕末の志士・武市半平太が現代(平成)にタイムスリップし、学習塾の先生として奮闘する異色のコメディ作品です。坂本竜馬や岡田以蔵など、幕末の英雄たちが現代でどのように生きるのかをユーモラスかつ感動的に描いています。本記事では、作品のあらすじ、登場人物、見どころを徹底紹介!歴史好きはもちろん、タイムスリップものが好きな方にもおすすめの一冊です。

作品紹介

あらすじ

幕末の土佐勤王党盟主・武市半平太は、投獄されていたはずが突如平成の片田舎にタイムスリップ。親切な老人の家に居候し、学習塾の先生として子どもたちに接する日々が始まります。また、この時代に坂本竜馬や岡田以蔵もタイムスリップしており、それぞれが違う人生を歩む中で再会。
武市は自分の正義を貫こうとする一方、平成という未来の世界での葛藤と成長が描かれます。

おもな登場人物

武市半平太

とつぜん、幕末から150年後(平成)にタイムスリップしてしまう。性格は、とてもまじめで融通の利かない性格。世話になっている家で塾の先生になる。
元の時代に戻れば、処刑されてしまうのだが自分の「正義」を貫くため、元の時代に戻りたいと思っている。真面目で武士らしい厳格さを持つものの、現代の価値観や文化に困惑することもしばしば。その不器用さがコメディタッチで描かれつつ、子どもたちとの交流を通じて彼自身も成長していきます。

楢崎梅太郎(坂本竜馬)

武市の盟友であり、幕末の有名な人物。偽名を使って、現代では東京でフリーライターとして活動している。
武市の死後にタイムスリップをしたが、現代には武市より早く来ていた。武市とは、お互いにあだ名で呼ぶ仲(※史実)。武市からは「アシ(土佐弁でほくろ)」と呼ばれていたように、竜馬の顔には目立つほくろ(そばかすも)がある。

土井哲三(岡田以蔵)

土佐勤王党の一員で「人斬り以蔵」として恐れられた人物。武市とほぼ同じタイミングで現代にタイムスリップをした。だが、現代に来たと同時に交通事故に遭い、記憶を失ってしまう。

伊達小次郎(陸奥陽之助)

竜馬の死後、現代にタイムスリップ。現代では、ホストとして生活をしている。竜馬には、色々と思うことがあるようだ。

こんな人におすすめ

  • 歴史や幕末に興味がある人 :実在の幕末志士・武市半平太に焦点を当てており、歴史上の人物を現代の視点から新たに知ることができます。
  • コメディ要素のある漫画が好きな人: 武市が平成の文化や価値観に戸惑う姿が面白おかしく描かれ、楽しむことができます。

著者について

黒江S介。大阪府出身の漫画家・イラストレーター。2014年、武市半平太を主人公とした漫画『サムライせんせい』で注目を集める。2016年に高知県へ移住し、現在も創作活動を続けている。

作品解説

珍しい?武市半平太にスポットをあてた作品

なぜ武市半平太が主人公に?

武市半平太は、坂本竜馬や西郷隆盛のような「華やかさ」を持つ人物ではありませんが、その誠実で信念に生きた姿が本作の主軸となっています。彼が現代の価値観とどう向き合うのか、意外性のある選択が新鮮な魅力を生んでいます。

坂本竜馬や岡田以蔵との関係性

武市が彼らとどのように関わり、現代での彼らの立ち位置がどのように変化しているのかが、歴史好きにも見どころとなっています。忠義を重んじた武市が現代で自由奔放な竜馬と再会することで、二人の価値観の違いが浮き彫りになります。

幕末と現代の対比が生むテーマ

時代のギャップに翻弄されながらも、武市や他の登場人物が「人としての大切なもの」を探し求める様子が作品の魅力となっています。

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『さむらいせんせい』は、幕末の志士・武市半平太が平成の時代に放り込まれるというユニークな設定の中で、歴史と現代の価値観を巧みに結びつけた作品です。笑いあり、感動ありの展開を通して、時代を超えて大切なことを教えてくれます。

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