※本ブログは、プロモーションが含まれています。
※ネタバレが含まれている場合もございます。

絵本で平和を考える|谷川俊太郎『へいわとせんそう』のテーマと感想

絵本『へいわとせんそう』は、谷川俊太郎さんの詩とNoritakeさんのモノクロイラストが調和した作品です。平和と戦争というテーマを対比的に描き、子どもにも分かりやすく深いメッセージを伝えます。この絵本は、親子で平和について考え、話し合うきっかけを…

谷川俊太郎の『生きる』を通じて感じる命の深さ—詩の絵本

谷川俊太郎の詩『生きる』は、日常の一瞬一瞬に潜む命の美しさと深さを描いた作品です。この記事では、詩の解説を書いています。詩の中で彼は「生きる」ことを、生命の維持ではなく、感情や体験を通じて生きることの意味を問いかけます。この詩は、普段意識…

晩年の水木しげるが語る人生哲学『わたしの日々』

水木しげるのオールカラー連作コミック『わたしの日々』は、彼の生涯を振り返る遺作です。幼少時代、戦時中、晩年までの思い出が色彩豊かに描かれ、「屁のような人生」という人生哲学も紹介されています。水木ファン必見の一冊です!

『やなせたかしおとうとものがたり』:戦争と弟の思い出を綴った感動作

『やなせたかし おとうとものがたり』は、アンパンマンの作者として知られるやなせたかしが、若くして戦死した弟・千尋との思い出を詩と絵で綴った詩画集です。この詩集は、戦争によって弟を失った悲しみや、弟への複雑な思いを詠んだ作品で、やなせたかしの…

愛猫家に贈りたい!『猫語の教科書』で愛猫の心を知る絶好の一冊

この記事は、ポール・ギャリコ『猫語の教科書』のコミック版を紹介しています。『猫語の教科書』は、猫が書いたとされる「人間のしつけ方」を伝授するユニークな本です。猫語の翻訳家ポール・ギャリコによって解読された原稿は、猫がいかにして人間を巧みに…

忙しい日々に癒しを―泣ける漫画!『大家さんと僕』の魅力

この記事では、矢部太郎の漫画『大家さんと僕』『大家さんと僕これから』についてご紹介します。この作品は、第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞したことで話題になり、現在売り上げ発行部数は135万部を突破、多くの読者の心を温かく包み込んだ名作です。…

満州引き揚げの実話を描く!ちばてつや短編集

この記事では、『ちばてつや短編集 エッセイマンガ編』を紹介します。ちばてつやは『あしたのジョー』の作者として知られる漫画界の巨匠です。この短編集には、彼が実際に経験した「満州の引き揚げ」のエピソードが描かれています。歴史的にも貴重な一冊で、…

『ぼくは満員電車で原爆を浴びた』平和への思いを込めて #戦争 #平和

この記事は、語り部の米澤鐡志よねざわてつしさんのお話をまとめた『ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ』を紹介しています。米澤さんが実際に体験した被爆体験が詳細に書かれています。子ども向けですが、今だからこそ大人にも…

『無面目・太公望伝』諸星大二郎が描く混沌と巫蠱の禍

諸星大二郎の『無面目』は、中国神話と前漢時代を背景にした壮大で哲学的な物語です。顔のない神「混沌」が人間界に降り立ち、欲望に取り憑かれて人間的な変化を遂げていく様子を描いています。巫蠱の禍を通じて人間社会の腐敗や謀略に巻き込まれる姿が壮絶…