この記事は、SF漫画『ダークグリーン』を紹介しています。
世界規模での環境問題をテーマにしたSF漫画。1980年代の漫画ですが、今読んでも環境問題を考えるにあたって読める作品です。昔の名作が1冊500円以下で読めるので、たいへんお得です♪全10巻。
作品紹介
あらすじ
全世界の人々が同じ夢「R-ドリーム」を見た。その夢では「ゼル」という侵略者と戦うことになる。R-ドリームから出られない人は現実で植物人間となり、夢の中で彷徨い続ける。R-ドリームで死ぬと現実でも死ぬ。
美大浪人生の北斗は、夢の中で謎の美少年リュオンと出会い、ゼルと戦うことになる。
おもな登場人物
西荻北斗
現実では、美大浪人生。「R-ドリーム」で戦士ホクトとして戦う。「R-ドリーム」から出られないリュオンと出会い、彼の本体を探し始める。
リュオン
R-ドリームの中で最強の少年戦士リュオン。現実世界に戻れず、記憶も失っている。
キーワード
R-ドリーム
世界中の人が共通で見る『悪夢』。
ゼル
R-ドリームに現れる謎の侵略者。無生物に憑り付き、人間を襲う。人間が触れている物には取り付けない。
正体は、地球の環境破壊の要因を形にしたもの。その中には、煙草や加工食品(炭酸飲料水、インスタント食品など)も含まれます。
読者を驚かせる設定が魅力!
第5巻に登場する「植物意識界のDNA企画会議室」が特に印象に残っています。
この会議では、害虫や害獣として人間に駆除される昆虫や小動物を人間のような形に進化させるという議題が話し合われています。具体的には、ゴキブリやネズミが対象です。これにより、人間に擬態することで駆除されないようにしようという激しい議論が行われています。
初めて読んだとき、この内容にとても衝撃を受けました。他にもビックリするような設定が出てきます。今読んでも、新鮮な驚きがあると思いますよ!
続編も注目!
この作品には、続編があります。興味がありましたら、こちらも是非チェックしてみてください!
まとめ
作者の公式サイトで、『ダークグリーン』の新規のイラストが見えます♡今でも᙭で話題にあがる人気SF漫画です!
作品情報
書籍の購入はこちらから
- ダークグリーン(全10巻)
- リュオン(※紙媒体のみ)
- ディープグリーン(全4巻)
- ディメンショングリーン(14巻。以下、続刊)