この記事は、青年漫画『アタゴオル』シリーズを紹介しています。 猫と人間が共存するメルヘンな世界のふしぎな物語です。青年漫画ですが、大人より子どもの方が楽しめる漫画かもしれません。空想世界や、猫が好きな方に特におすすめしたい漫画です。
書籍紹介
あらすじ
『アタゴオル』シリーズは、猫が主人公の漫画です。その世界観は独特で、読者を幻想的な空間へと誘います。この世界にガッチリはまり込む人は、子どもでも、大人でも何度も読み返してしまう魅力があります。
シリーズ順
『アタゴオル』は、いろんな出版社から出ていて複数のシリーズがあります。とりわけ私がおすすめしたいのは『アタゴオル物語』、『アタゴオル玉手箱』の星街編です。
シリーズの順番は、以下のようになっています。
心に残るエピソード
- ここから、本編のネタバレあり。
『アタゴオル』でも、特に印象的なエピソードを紹介します。
水晶散歩
シリーズの中でも特に異彩の作品!夢の世界のようなお話で、大人で初見だとわかりにくいかもしれません。でも、そのわかりにくさが魅力なエピソード。ふしぎな世界観で読んだ人に強い印象を残してくれます。
音楽劇「谷山浩子の幻想図書館 Vol.3~アタゴオルは猫の森~」でこのお話の前半部分をもとに作られた歌がありますのでご紹介。
イメージとしては『ふしぎの国のアリス』のような物語だと思っていただくと作品のイメージがわかるかもしれません。
このお話が掲載されている巻は、こちら。↓
星街編
シリーズファンがあこがれる街
アタゴオルシリーズを読んだことのある人たちにとって最も行ってみたい場所は『星街』ではないのでしょうか?この街は、アタゴオルでも特に印象的な場所です。
実は、この星街へ行くには特別な手段でしか行けません。それは、星街の入り口(輝き)を専用の釣り針で釣る方法です。それを聞いただけでもワクワクしてきませんか?他にも裏技もあるのですが、その方法だと大変な目に遭ってしまいます。大変な目、と言ってもふしぎな体験をするだけなんですけどね。不幸な目に遭うわけではありませんのでご安心を。
一度は味わってみたい食べ物
アタゴオルでは、いろんなおいしそうな食べ物が出てきます。この星街でも出てくる食べ物もとてもおいしそうです。
それは、甘い星の光で焼いた「パンのひょうたん座焼き」。そのパンからは、おいしいニオイのする火花(星)がパチパチ出てきます。食感は、やわらかいのか、パリッとしているのかはわかりませんが、甘いパンです!パン好きな私としては一度は食べてみたい食べ物です。食べたら火花(星)が口の中でどうなるのでしょうね?
星街編が掲載されている巻は、こちら。↓
まとめ
同作者による猫で描かれた宮沢賢治作品のコミカライズもおすすめです!それをもとに製作されたアニメ映画もすごくいいですよ!
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