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ホラー×ギャグ?「伊藤潤二の猫日記よん&むー」の魅力解説

猫好きとホラー好き、両方にお届けしたい一冊。それがホラー漫画家・伊藤潤二による猫エッセイ漫画『伊藤潤二の猫日記よん&むー』です。可愛くて怖い、笑えて不気味な猫たちが繰り広げる日常をユーモラスに描いています。本記事では作品の魅力を詳しく紹介しますので、猫好きな方も伊藤潤二ファンの方も楽しんでください。

作品紹介

あらすじ

ホラー漫画家・伊藤潤二が描くエッセイ漫画です。婚約者であるA子と新しく家族になった2匹の猫、「よん」と「むー」との生活が、独特なホラータッチで描かれています。猫たちの予測不能な行動に振り回される日々が、笑いを誘うユーモア満載のエピソードで語られます。(※この本が発売されたのは2009年です)

おもな登場人物

J (伊藤潤二)

著者本人。犬派だった彼が、婚約者A子の提案で猫を飼うことに。猫たちの突飛な行動に振り回され、ホラー漫画家らしい妄想が炸裂する日々を過ごします。

A子(石黒亜矢子)

Jの婚約者であり、愛猫家。元気で明るい性格の女性。Jが猫たちになつかれない様子を見て勝ち誇る姿も。

「よん」と「むー」

「よん」は黒い毛並みに髑髏模様を持つ、不気味で呪いのような顔の猫。「むー」は可愛らしい外見の外国種の仔猫。

こんな人におすすめ

  • 猫好きな人: 猫あるあるが詰まっていて共感する場面が多数。
  • ホラー好きな人: 伊藤潤二らしいホラー描写がスパイスとして効いています。
  • ふっと笑える漫画を探している人: ホラー要素とギャグの絶妙なバランスが楽しめます。
  • 伊藤潤二ファン: 伊藤潤二らしいタッチで描かれているけど、今回は猫が主役(主人公はJですが)。いつもとちょっとだけ違う伊藤潤二の世界が堪能できます。

著者について

伊藤潤二は岐阜県出身のホラー漫画家で、美しい絵とグロテスクな描写が特徴です。代表作『富江』や『うずまき』は世界中で評価されています。彼はホラー作品でありながら、時折ふいに笑わせるギャグセンスを持ち合わせています。
米国のアイズナー賞をはじめとする数々の賞を受賞し、海外でも高く評価される存在です。2023年には仏国アングレーム国際漫画祭で特別栄誉賞も受賞しました。

作品解説

ホラーとギャグの絶妙なバランス

恐怖と笑いは紙一重

伊藤潤二作品の特徴は、ホラー漫画でありながら「ふいに笑わせる」点にあります。「恐怖と笑いは紙一重」とよく言われますが、まさにそれなんです。ホラー要素と笑いが絶妙に共存しているのが、伊藤潤二の最大の魅力。
そして、この作品では猫たちのコミカルな行動が、伊藤潤二ならではの不気味なタッチで描かれ、「なんかホラーっぽいけど笑える!」という独特なオモロ怖い猫マンガになりました。

怖いけど猫のあるあるネタ

恐怖笑いは紙一重。ホラー漫画家のお笑い猫マンガ!!!

引用元:裏表紙より


登場キャラ(猫含む)の表情が怖い。動きも怖い。でも、それがなんだか滑稽なんです。ところどころで吹き出すほどに笑えるんです。それも、内容が「猫あるある」なので、猫と生活をしていると共感を覚えてしまうんです。リアルだから違和感もない。
色々と怖いけど、描かれてあることを受け入れてしまうんです。

猫と暮らしているとめちゃくちゃわかる!

認めん・・・・認めん・・・・認めんぞ~~~~っ

引用元:『よん&むー』6ページ・8ページ

実は犬派の伊藤潤二ことJさん。婚約者であるA子さんが、実家から猫を新居に迎えたり、猫が寂しがるからともう一匹子猫を飼うことになってしまうんです。その度にJさんは「認めん」なんて言うのですが、さっさとキャットタワーを組み立てたり、A子さんと猫の取り合いをしたりします。
(動きや表情が怖いけど)・・・わかる!めちゃくちゃわかる!Jさんの気持ち、とてもわかる!猫好きには、本当に楽しい漫画です!

伊藤潤二が描く猫、恐怖と笑いの絶妙な共演

ホラー漫画の巨匠・伊藤潤二の作品に登場する猫たちは、普段は愛らしいはずの行動をどこか怪しげに、しかし笑えるように表現しています。絶妙なギャップが、つい笑ってしまう。
猫好きもホラー好きも楽しめるこのユニークな猫エッセイ漫画は、日常の中に潜む小さな恐怖と笑いのハーモニーを存分に味わえる一冊です。ぜひ、この魅力的な世界に触れてみてください。

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猫マンガは、いろいろありますが『よん&むー』のような猫マンガは絶対にないと思います!こんなオモロ怖い猫マンガは、伊藤潤二にしか絶対に描けません。猫マンガ好きさんは、ぜひチェックしてみて下さい!

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