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忙しい大人が忘れていた「聴く力」│絵本版『モモ』で取り戻せるもの

誰かの話を、心から聴いたのはいつですか
原作小説の序盤を丁寧に抜粋した絵本版『モモ』は、傾聴と友情を描きます。短い物語の中に、大人が忘れかけているものが詰まっています。本記事では作品の見どころ、特徴を未読者向けに解説しています。

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作品紹介

モモ(絵本版)

モモ(絵本版)

  • 作者:ミヒャエル・エンデ
  • 光文社
Amazon

あらすじ

町はずれの古びた円形劇場の廃墟に、ぼさぼさの巻き毛をした少女モモが住み着いた。彼女には不思議な力がある。ただ、耳を傾けること。それだけで、悩みを抱えた人も、言葉を探す人も、気づけば心が軽くなっている。モモのまわりには自然と人が集まり、穏やかな時間が流れていた。「聞く」という、シンプルで深いことの意味を語りかける一冊。

おもな登場人物

モモ

小さな少女。相手の話をまっすぐに受け止め、その心をほぐす力を持つ。

ベッポ

道路掃除夫のおじいさん。口数は少なく、ゆっくり話す。

ジジ

観光ガイドをする若者。即興の話が得意で、口が達者。

こんな人におすすめ

本作は、以下のような方に特におすすめです。

  • 忙しくて本を読む時間がない人:30ページほどで読み終えるため、隙間時間でも完結します
  • 人の話をうまく聴けないと感じている人:「聴くこと」の価値をテーマに据えた物語なので、日常の対話を見直すきっかけになります
  • ミヒャエル・エンデを読んだことがない人:原文を抜粋した構成のため、エンデの語り口を短時間で体感できます
  • 原作を読んだことがあり、また世界観に触れたい人:懐かしさとともに新鮮な発見もあります
  • プレゼントを探している人:短時間で読めるので、相手の負担にならず、それでいて心に残るものを贈れます

著者について

ミヒャエル・エンデ│作

(1929‐1995)代表作に『モモ』、『はてしない物語(ネバーエンディングストーリー)』などがある。

シモーナ・チェッカレッリ│絵

元科学者。

松永美穂(まつなが・みほ)│訳

(1958‐)訳書にベルンハルト・シュリンクの『朗読者』など。

作品解説

絵本版『モモ』とは│エンデ原作・光文社版の内容

原作350ページを30ページに凝縮

絵本版『モモ』は、ミヒャエル・エンデによる原作小説を、30ページに凝縮した作品です。ただの要約ではなく、エンデ自身の原文を一部抜粋・再構成しているのが大きな特徴です。詩的で優しい語り口はそのままに、原作序盤の世界観がコンパクトに再現されています。

描かれるのは「聴く少女」の日常

物語の舞台は、町はずれの古びた円形劇場の廃墟です。そこにぼさぼさの巻き毛をした少女モモが住み着き、町の人々が自然と彼女のもとへ集まります。モモに話を聞いてもらうと、悩みが溶け、アイデアが湧き、心が軽くなる。そんな「聴くこと」の不思議な力と、モモ・ベッポ・ジジ三人の穏やかな友情を中心に描かれています。

物語は、原作の序盤のみ

絵本版に収録されているのは原作の序盤のみです。物語の中心となるファンタジー要素は一切含まれません。その分「聴くことの価値」というテーマに純粋に集中できる構成になっています。

絵本版『モモ』の特徴

シモーナ・チェッカレッリによるイラスト

絵を担当したシモーナ・チェッカレッリのイラストは、細やかなタッチが特徴です。モモの日常、円形劇場の雰囲気、ベッポやジジとの友情の場面が、文章と違和感なく視覚化されています。読者からは「世界観にぴったり合っている」という評価も多く、絵と言葉が互いを補い合う構成になっています。

短時間で読めて、内容の密度は高い

30ページという分量は、集中すれば数分で読み終えられます。それでいて、原作序盤のエッセンスである「傾聴の力」と三人の友情がしっかりと詰まっています。内容の密度と読みやすさのバランスが取れた作りといえます。

大人がいま読む価値と注意点

「聴く」ことを忘れた大人へ

絵本版『モモ』が描く「相手の話を聴くこと」のテーマは、現代の大人にこそ響きます。「聞き上手になりたいと思った」という感想が多く寄せられているように、読後に自分自身の日常を静かに振り返るきっかけになる作品です。

読む際に知っておきたいこと

絵本版はあくまでも原作の序盤を中心に構成された抜粋版です。原作ファンの中には「原作の壮大さが削ぎ落とされている」と感じる声もあります。この絵本は原作の完全な代替ではなく、「入口」として位置づけるのが自然な読み方です。

原作への橋渡しとして最適な一冊

絵本版で「聴くこと」の土台に触れたあと、岩波少年文庫版などの原作に進むと、「生きた時間」をめぐる深いテーマが、より鮮明に伝わってきます。「また原作を読み返したくなった」という読者の声があるように、絵本版は原作への導線としても機能しています。未読の方にとっては、短時間で世界観をつかみ、原作へとつながるための理想的な入門書といえます。

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書籍詳細ページ

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モモ(絵本版)

モモ(絵本版)

  • 作者:ミヒャエル・エンデ
  • 光文社
Amazon

『モモ(絵本版)』の書籍情報

  • 定価:1,980円(税込)
  • ページ数:30ページ
  • サイズ:300mm×232mm
  • 初版発行:2024年10月30日
  • 対象年齢:小学高学年~
  • 出版社:光文社

通常版

モモ (岩波少年文庫)

モモ (岩波少年文庫)

  • 作者:ミヒャエル・エンデ
  • 岩波書店
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愛蔵版 モモ

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  • 作者:ミヒャエル・エンデ
  • 岩波書店
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