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「正しさ」をほぐす│『正しい暮し方読本』で手に入れるストレスフリーな自分軸

その“べき論”、自分を苦しめてるだけかも
五味太郎『正しい暮し方読本』は、日々の動作から内面的なあり方までを独自の切り口で描く作品です。固定化された「正しさ」を解きほぐし、新しい視点を与えてくれる絵本。本記事では、未読の方に向けて見どころや特徴を解説します。

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作品紹介

正しい暮し方読本 (福音館の単行本)

正しい暮し方読本 (福音館の単行本)

  • 作者:五味 太郎
  • 株式会社 福音館書店
Amazon

あらすじ

「正しい暮し方」とは何か。買い物のしかた、ねむりのあり方、テレビの見方――身近なテーマを33の項目に分け、日常の“当たり前”を見つめ直していく一冊です。世間で当然とされる常識やマナーを、そのまま受け取るのではなく、少し角度を変えて考えてみる。軽やかなユーモアと簡潔な言葉で、決まりきった価値観を静かに揺さぶります。

こんな人におすすめ

本作は、以下のような方に特におすすめです。

  •  「こうあるべき」に疲れている人:世間の常識を一度リセットし、心を軽くする視点を得られます
  • 対人関係に悩んでいる人: 自分の振る舞いや判断基準を、客観的に見つめ直すきっかけになります
  • 常識やマナーに違和感がある人: 既存のルールに縛られない、自分なりの「正しさ」を再構築できます
  • 忙しい日々で自分を見失いそうな人: 身近な動作を通じて、自分の感覚を取り戻すヒントが見つかります
  • 深いメッセージを求める大人の方: 子供向けという枠を超えた、本質的な問いに触れる体験ができます

著者について

五味太郎(ごみ・たろう)。1945年、東京都生まれ。絵本『きんぎょがにげた』『みんな うんち』『さる・るるる』など、多くの作品を発表している。受賞歴にはサンケイ児童出版文化賞、ボローニャ国際絵本原画展賞などがある。絵本のほか、エッセイや写真集なども手がける。

出版社について

福音館書店は1916年に創設され、1952年に児童書専門の出版社として独立しました。「こどものとも」シリーズをはじめ、絵本の質の高さにこだわり続け、国内外の優れた作品を提供しています。『ぐりとぐら』や『魔女の宅急便』『エルマー』『だるまちゃん』など長く愛される児童書を出版しています。

作品解説

『正しい暮し方読本』とは|“正しさ”を問い直す視点

日常を題材にした解説書形式

『正しい暮し方読本』は、「正しい買物のしかた」「正しいお箸のもち方」など、日常の具体的な行為をテーマにした33項目から成る作品です。各項目は1〜2ページで完結し、解説書(読本)形式で構成されています。目次から気になるテーマを選んで読むことができ、どこからでも独立して楽しめる作りです。

“正しさ”を五味流に解説

題材は身近ですが、示される内容は一般的なマナーや常識の解説ではありません。提示される「正しさ」は、社会的な模範ではなく、個々人の感覚や状況に寄り添う視点です。そのため、読者は既存のルールを確認するのではなく、自分にとっての基準を考えることになります。

身体的動作から心の問題へ

前半では「靴のはき方」「テレビの見方」といった具体的な行為が扱われますが、読み進めるにつれて「正しいしかられ方」「正しいだまし方・だまされ方」など、対人関係や心構えへとテーマが広がります。さらに「正しい怪獣とのつきあい方」のように発想の飛躍を含む項目もあり、現実と遊びの境界を横断します。

作品の特徴|ユーモアによる“正しさ”

「正しい」という言葉の逆説的な使い方

タイトルの「正しい」という言葉からは、普通ならルールや手本を連想するでしょう。しかし本書は、その予想を鮮やかに裏切ります。そこに書かれているのは厳格な決まりごとではなく、あくまで柔軟で個人的な選択肢だからです。読み進めるうちに、読者は「自分にとっての正しさとは何か」を問い直されることになります。

風刺と哲学性の共存

「正しい買物のしかた」は消費行動を、「正しい本の読み方」は読書観を問い直します。直接的な批判ではなく、ユーモアを通して提示されるため、読者は抵抗感なく自分の前提を見直すことができます。この軽やかさが、本書の大きな特徴です。

いま読む価値と読み方のヒント

現代における「正しさ」の息苦しさ

今の世の中、SNSなどで他人の目や「正解」が嫌でも目に入ります。「こうあるべき」という同調圧力に、息苦しさを感じている人も多いはず。本書は、そんなガチガチに固まった「正しさ」を、一度バラバラに解きほぐしてくれます。提示されるのは「唯一の正解」ではなく、「自分はどうしたいか」という視点。この考え方のシフトこそが、今を生きる私たちには必要なのです。

大人が読む意義

対象は子どもですが、社会的役割を担う大人にとっても学びが多い作品です。積み重ねてきた常識や前提を、新鮮な視点で問い直す機会をくれます。​特に、対人関係のページをめくれば、知らず知らずのうちに固まっていた自分の心が見えてくるはず。子どもに語りかけながら、同時に大人の心をも射抜く。その深い構造が、この本を特別な一冊にしています。

読み方のヒント

本書は順番に読む必要はありません。気になった項目を開き、その内容を自分の生活に引き寄せて考える読み方が適しています。また、書かれている内容を絶対的な答えとして受け取るのではなく、一つの視点として捉えることも重要です。

いま読む意味

『正しい暮し方読本』は、日常の些細な行為を通して「正しさ」の意味を再考させる作品です。ユーモアと簡潔な言葉、価値観を押しつけることなく読者に問いを投げかけます。いま読む理由は、社会的な基準に揺さぶられがちな時代において、自分自身の基準を静かに見直すきっかけを与えてくれるからです。

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書籍詳細ページ

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正しい暮し方読本 (福音館の単行本)

正しい暮し方読本 (福音館の単行本)

  • 作者:五味 太郎
  • 株式会社 福音館書店
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『正しい暮し方読本』の書籍情報

  • 定価:1,870円(税込)
  • ページ数:52ページ
  • サイズ:30×23cm
  • 初版発行:1993年10月15日
  • 対象年齢:5歳~
  • 出版社:福音館書店

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