本ブログは、ネタバレにできるだけ配慮しつつ未読者向けに情報をまとめた“漫画/書籍紹介ブログ”です。
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人と人はこうしてつながる──谷川俊太郎『朝のリレー』の魅力

子どもの頃、教科書で出会った谷川俊太郎の詩『朝のリレー』。

あのときは「地球のどこかで朝がリレーされていく」ことが、なんだか不思議で、きれいな詩だなと思った──そんな記憶が残っている人も多いのではないでしょうか。

けれど、大人になった今この詩を読み返してみると、その奥に込められたメッセージの深さに、思わず立ち止まりたくなります。

国や時差を越えて、人と人が静かに「つながっている」こと。
目には見えないけれど、同じ世界で誰かと時間を分け合っていること。

詩という短い言葉の中に込められた、大きな優しさと希望。
『朝のリレー』が持つ静かな力を、改めて感じてみませんか?

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谷川俊太郎の『生きる』を通じて感じる命の深さ—詩の絵本

谷川俊太郎の詩『生きる』は、命の美しさとその深みを日常の一瞬一瞬に見いだす詩的作品です。詩はシンプルでありながら、深遠な感情を呼び起こし、「生きる」ことの意味を私たちに問いかけます。

これが絵本として再構築されたことにより、より多くの人々にその美しさが伝えられるようになりました。今回は、この詩の解説を紹介します。

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『笑う子規』で知る正岡子規:「笑い」が詰まった一冊

明日は9月19日。正岡子規の命日「糸瓜忌へちまき」です。
糸瓜忌へちまき」とは、正岡子規が詠んだ絶筆の句「糸瓜へちま咲てたんのつまりし仏かな」に由来しています。この句を含む3つの糸瓜へちまの句を詠んだことから、この名前になりました。
糸瓜忌へちまき」は季語にもなっており、9月19日前後には多くの俳人が子規を偲んだ句を詠んでいます。
今回ご紹介する本『笑う子規』は、正岡子規の「おかしみ」に満ちた俳句を集めた一冊です。普段の俳句とは異なる、ちょっと笑ってしまうようなユーモアあふれる正岡子規の句を楽しむことができます。

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猫の俳句がこんなに楽しい!『ねこのほそみち』と『ねこもかぞく』の読み方ガイド

『ねこのほそみち 春夏秋冬にゃー』と『ねこもかぞく ほんのり俳句コミック』は、俳句と猫漫画を組み合わせた、癒しと学びが詰まった書籍です。
俳句の情景とねこまきの漫画が見事に融合しており、俳句に馴染みのない方でも楽しめる内容となっています。この記事では、この2冊の書籍の概要、特徴、そしておすすめポイントを詳しく解説します。※この記事を書いた人は、2015年に「伯方の塩しょっぱい五・七・五俳句コンテスト」(夏井いつき・八木健選)で入賞経験があり、その他にも賞金や賞品のない俳句コンテストでいくつか入賞しています。「プレバト」の特待生最下位レベルには少なくとも入れる程度の実力がありましたが、現在は俳句活動を行っていません。一応、夏井いつきの弟子の一人です。

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俳句入門書の決定版!初心者ならこの本を選んで読むべき理由

「俳句、はじめてみませんか?」
この問いに「はい」と答える方へ。『俳句: 人生でいちばんいい句が詠める本』は、元NHKアナウンサーが、誰でも気軽に俳句を作れるようになる方法を丁寧に解説した一冊です。
本記事では、まだ本書を手に取っていない方に向けて、その魅力や初心者が押さえるべきポイントを整理し、あなたの俳句デビューを応援します。

執筆者について:俳句コンテスト入賞経験あり。本書は、執筆者自身が俳句を始める際に最初に参考にした「入門書」です。

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